待機児童の増加による保育所の不足問題。

 ふと思ったんすよ。
待機児童が増えて、保育所が足りないならば、待機児童を減らす方が建設的ではないか?
何故、待機児童が多いのか。
単純な話、旦那の稼ぎが少ないからじゃないか?
旦那の稼ぎが少ないから、奥さんも働かなければならない→保育所に預けなきゃ。じゃないか?
中には、旦那の稼ぎとは無関係に仕事をしたいから働く奥様もいらっしゃるでしょう。
しかし、そうじゃないケースが多いと思うんだよね。実際おいらもそうだし。
そして、何故、旦那の稼ぎが少ないか。
価格重視の商取引に問題アリかと推測。
なんでもかんでも相見積もり。
例えば、10社から見積もりを取ったとしよう。
10社中1社にしか実際の発注は行われないのが普通だろう。
その場合、残りの9社に対して「ただ働き」を強要している事になるんですよ。ワカル??
普通に考えて、ただ働きしてりゃあ、従業員の給料が減るのなんてアタリマエだよね。
じゃあ、どうやって解決すりゃあイイの?って話なんだけど。。。
これは難しい。
全く同じ商材を扱うのであれば、価格以外に勝負できるところが無い。
しかし、その製品そのもので勝負する場合には、価格は割りとどうでも良くなると思う。
例えばコーヒー
缶コーヒーやコンビニのコーヒーは100円から150円程度でしょう。
ホシヤマ珈琲店のコーヒー。1000円くらいですよね。
10倍近い値段の開きがありますが、結局はコーヒーですよ。
次にラーメン
ローソン100で売ってる、2コ入りで100円のインスタントラーメン。
普通のラーメン屋のラーメンは安くても500円程度。
ここでもやはり10倍の開きがあります。でも、ラーメンはラーメンです。
 
その商品の名前だけしか見ておらず、それらを全て同じ土俵に乗せて比較しているんじゃありませんか?
 
その典型がホームページだったりもするんですけど。。。
5万円や10万円で作れるホームページと、1億を超えるホームページ。
これの違いをほとんどのユーザーは理解できていないっすね。
よくある問い合わせで、「ホームページ、いくらで作れますか?」
ここに全てが集約されています。
エンドユーザーは、自らが何を必要としているのかを理解できていない。
なので、その「名」のモノを漠然とオーダーしようとしてしまう。
しかしそこで、その求めているものに対するクオリティーや安心感なんか求めてますか?
 
そして、その原因を突き詰めて行くと、インターネットの普及がかなり影響しているのではないか?
と、考えるワケですよ。
日本のインターネットの普及が始まった時期とバブルの崩壊は時期をほぼ同じくしている事実から考えれば、あながち外れた見解では無いと、KEIZIは考えてます。
自分自身の事を振り返ってみても、何かを買おうという場合にはまず、ネットで調べます。
1円でも安く1分1秒でも早く納品してくれるところを探します。
しかしこれは、買うモノが決まっている場合です。メーカー・型番まで決まっていればの話です。
多くの人は、それとワンオフモノを同じ次元で見ているんですよ。ワカリマス??
乱暴な言い方をしてしまば、皆さんリテラシー低いですよ!って話で。。
軽自動車の値段でレクサスは買えません。ワカリマスよね?
カップラーメンの値段でラーメン屋のラーメンは食えません。
インスタントコーヒーの値段でホシヤマのコーヒなんか飲めません。
しかし、多くの人は「商品名」にばかり目が行き、そのブランドというモノを見て見ぬふりで通そうとしています。
 
これが、価格破壊とデフレから抜け出せない原因を産んでいるとKEIZIは考えています。
ネット社会にリアル社会が追従できていない。
ここを解消すだけで、日本の経済は復活できるんじゃなイカ?
経済が復活できれば、奥様方の多くは専業主婦に成れるんじゃなイカ?
専業主婦になれれば、少子化だって解消できるんじゃなイカ?
少子化問題が解消できれば、年金にだって希望を持てるんじゃなイカ?
 
みんな忘れてるよ!!!
「安物買いの銭失い」
「餅は餅屋」
プロの仕事にアマチュアプライスを求めすぎ!!

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